LTO
Linear Tape-Open
概要
ABOUT
LTOとは
Linear Tape Openの略称でHP、IBM、当時のSeagate(現Quantum)の3社により制定されたコンピュータ用磁気テープの規格です。
2000年に発売された第一世代LTO-1(1巻あたり100GB)から現在LTO-9(1巻当たり18TB)まで発売されており、LTO-12(1巻あたり144TB)までのロードマップが発表されています。
中小企業向けに設計されたOverland StorageのLTOテープドライブは、費用対効果の高いバックアップ、アーカイブおよびディザスタリカバリを提供することで、お客様のサーバのデータを保護します。
・LTOの主な特徴
・低いバイト単価
・低い消費電力/発熱
・高い信頼性
・低いビットエラーレート(エンタープライズ HDDと比べて２桁低い
値)
・約30年の保存を可能にする高いアーカイブ性能
・テープメディアの入手性の高さ
LTOシングルドライブ（外付け/内蔵）
Overland-Tandbergでは、LTO規格に準拠した、LTO-7～LTO-9の3世代のLTOドライブを提供しています。外付けドライブのインターフェースはSAS、内蔵ドライブはSASとFCからお選びいただけます。本ドライブはあらゆるブランドのLTOメディアと互換性があり、お客様の大事なデータを確実に保護します。
内蔵ドライブはサーバの5.25インチベイに内蔵が可能で、ドライブ設置スペースや接続ケーブルの取り回し不要でLTOの高速性/信頼性を享受することが可能です。
・3年間の標準保証
・LTFSによる利便性/操作性の向上
LTOカートリッジ
Overland-Tandberg Data LTOメディアは、データの可用性とセキュリティを保証します。
LTOメディアは、他のアーカイブメディアと比較して、ギガバイトあたりのコストが最も安く、最も信頼性が高い長期データ保存用ストレージです。
・LTO-7、LTO-8、LTO-9、クリーニングカートリッジ
・あらゆるLTOドライブ/オートメーションへの高い互換性
以下にドライブとメディアの互換性一覧表があります。
モデル
MODEL
LTO7 HH
LTO-7 HHドライブは単一で最大15TB*のデータを保存可能であり、最大2.7 TB/hの性能を誇ります。LTFS、WORM、およびAES 256ビット・ハードウェア暗号化をサポートし、オフサイトまたは転送中のデータを最大限保護します。 書き込みでは1世代下位互換性、読み込みでは2世代下位互換性を有します。
LTO8 HH
LTO-7と比較して圧縮時の転送レートは同じですが、非圧縮時の容量は12TBと倍増しました。 LTO-8ドライブは、LTFS、WORM、およびAES 256ビット・ハードウェア暗号化をサポートし、オフサイトまたは転送中のデータを最大限保護します。 LTO-8ではLTO-7との読み書き互換性があります。
LTO9 HH
非圧縮時の容量はLTO-8から50%増加し18TBを達成、さらなる大容量ニーズにお応えします。LTO-8メディアへの読み書き互換性を有し、SASインターフェースが6Gb仕様から12Gb仕様になりました。LTO-9では初めてご使用になるメディアに対し最適化処理を行い、精密なトラッキング/メディア耐久性の向上が図られています。
ダウンロード
DOWNLOAD
ファームウェアや製品情報、資料等は下記よりダウンロードいただけます。
Firmware
最新のファームウエア
DataSheets
製品のデータシート（英語/日本語）
Useful Documents
検証レポートやケーススタディなど
Users Guide
マニュアルやクイックスタートガイド
Compatibility
各社ソフトウエアとの互換性リスト